++2005/06/30(木)  
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++2005/06/26(日)  飴ちゃんください
 休日。かと思いきや午後から呼び出し・・・・・・ぐはあ、めんどくせえええ。いつもどおりの生活なのに、出かけるだけでこの荷重。疲れてるなあ、これ。疲れてるよ。そら疲れるよ、あんた。約3年、ただごろごろ寝てたようなもんなのに、急に普通に動きまわるようになったら、そら、人間、疲れるよ疲れていいよ。
 自分にあまくしてみた。
 しかし、最近ヒーヒー言いすぎ。自分の中で「あ、このままじゃヤバイな」と思うことが2、3あるのだけど、なにぶんヒーヒー言ってなきゃならなくてどうにもならないスパイラル。かくなる上はホームページをやめるべし、なんて頭の片隅にちらちら思い描いたりもすんだけど、思いはじめてはや2ヶ月、やっぱダラダラわけわかんないこと書いてる自分がいたりして。
 結局、『捨てられないオンナ』であるわけね、これ。
 あれも、これも、いちおう、やっておきたい。
 ・・・・・・いや、尾っぽフリフリ、人についてく犬みたいな感じかもしらん。最悪だ!
      
 というわけだけど、
 お母さん、私はきょうも元気にしとるに。いまから仕事で南麻布へ行くんやに。



++2005/06/24(金)  語り語られ嫁に行くか? の一日
 昼から渋谷はセルリアンタワー・東急ホテルへ。「オンナ部」の担当さんと一緒に、ハイセンスでオサレなイタリアンパスタランチを食す(なんだそれは)。うわー、私、ランチなんて、お久しぶりけっつ……だって基本、ランチの時間帯なんかはるか過ぎ去って、太陽ちょっと傾きはじめてから、ぬぼぼーと起き上がる青白き生活なわけで。
「はあ、まともなランチなんて久しぶり。いっつも、デスクでサンドイッチかじったり、食べ損ねて夕方パンかじったりだもの。良くて、駆け込みそば。忙しくって、こういうお店で食べる時間なんかないのよね……」
 うーむ。担当さんは私とはまったく逆方向の理由で、久しぶりなのだった。キャリアウーマン、憧れるなり。パスタはうまかった。なんだか意味もなく“都会のいいオンナ”になれたような気がした。アーバンランチ。食後にリップを塗りなおしたりしちゃって、やー、あたしったら、かっこいいじゃないのおおおおお!(バカ)
 ランチ後、某新聞社の記者さんとロビーで待ち合わせ、著者取材を受ける。う、うれしい……またもや、私の話をこんなにも聞いてくださる方が目のまえにっ! 涙ちょちょぎれる。
 しかし、さすが勤務21年という年配新聞記者。私ふくめ、これまでお会いした若いライターさんとは違って、テレコとかICレコーダーとか、そんな文明の利器は一切使用しないのだ。ぜんぶ、手書きで、ええい、メモじゃ! メモじゃ! メモじゃ! もんのすごい気合いの筆圧に、テーブルが揺れる揺れる。コップの水とか、地震ですか? な騒ぎになっていた。
 ちらりのぞくと、ノートの上はアラビアンな香りただよう記号系の速筆。これをいじれば、もう少しラフな感じに話せるようになるかもと思ったので
「なんだか、医者のカルテみたいっすね!」
「えーそれでは、イズミさんが一番思い入れのある話を」
 ……無視ですかあああ! じょ、冗談通じねえ。そら、たしかにつまらん一言だどもさ、私なりに、気を使ってのことだったんすよ! くううううう。
 終了後は、逆にこちらから事件記者としての実情なんかを聞かせてもらったりして、いろいろサプライズ。やはり追っていておもしろいのは、知能犯だそうだ。
「しかし最近は、ゴウサツ(強盗殺人)でも何でも、幼稚な理由で人が殺されるからねえ。やってらんないですよ」
 ゴ、ゴウサツ! その略語、記者っぽいっすよおおお!
「動機をたずねれば『うるさいから首ひねったら死んじゃった』とかでしょ。そんな幼稚な考えで殺しちゃって、いい加減にしろよと思いますよ」
 ふむふむ、たしかに。そして、世田谷一家4人殺害みたいな、奇妙奇怪で派手な事件に限って、そのまま迷宮入りしてしまうわけだ。
「だいたい警察も、初動で失敗するんだねえ。検問だって、一度警察に世話になった人間がいれば、破れるルートを知ってるわけだし……ああそうそう、それにヤッカイなのが出会い系? あれもいまや犯罪者の温床みたいなもんだよねえ。首輪監禁の小林もそう。それに出会い系がらみの事件ってえのは、売春目的で利用してる女が被害者なんだね。男にしたら『お礼しないつもりはないんだけど、要求されるとやっぱり』って気分になった時に、事件が起こってるわけ。ぼくは思いますけど、ああいうインターネット文化ってのは狩猟動物における手段のみの進化と同じでうんぬんかんぬんうんぬんかんぬん……」
 そして気づけば、私がしゃべった時間の2倍、彼は人類の歴史にまでさかのぼり、現代の犯罪文化について熱く語りまくっていたのであった。大変に勉強になり。
       
 担当さんから愛読者カードをはじめて見せていただいたのだけど、なんと、最高齢、77歳のおじいちゃんから。
「この筆者のような女性が嫁として来てくれたら、私は長生きできると思います」
 ぜひ嫁に行きたいです。
 ああでも、うれしい。うれしい一日だった。



++2005/06/20(月)  通行人攻略の巻
 正午から久々熱帯天国・新宿アルタ前広場へ。かるく「いいとも」のオープニングに映り込んでしまいながら、某週刊誌の仕事で街頭取材100人斬りみたいなのをやる……つっても、ほとんどキャッチみたいなもんだ。人々のうねる波、いくら知れてる雑誌といえども、簡単に立ち止まって応じてくれる人はいないわけで。
 見本誌持って、ピリピリしてる通行人にむかって
「あのう、週刊○○ですけど、アンケートにお答えいただけませんか? お礼に500円の図書券さしあげてますので……」
 止まるわけない。ていうか、聞いてもらえないし聞こえてない。
 もうちょい声をはりあげてかなくちゃ。
「週刊○○です、500円の図書券さしあげてまーす。5分だけアンケートにご協力いただけませんかあ?」
 笑顔で言うと、たまに男性が応じてくれるが、先は遠い。
 だいたい人はこちらと視線をあわせないよう、前方にあるなにかを凝視し、頭部を固定した状態で無表情にヒュッと軌道を変更、私をさも障害物かのように避けてゆく。ムムッ……こうなったら、せまり来る通行人と、毎日がたった2秒間の真剣勝負を挑んでゆくしかあるまい。
 というわけで、とにもかくにも猛烈な早口で要点のみをバンバンバンと撃ちまくってベルを鳴らす、ツインビー方式に変更することにした。
       
「週刊○○です、アンケートに答えて500円の図書券いかがですかっ」
「500円分のとちょ、図書券差しあげてます5分だけ週刊○○アンケートお願いしますっ」
「ちゅ、しゅ……アッスミマセン!」
「500円とちょけんもらえます、ちゅ、しゅ週刊○○のアンケートです5分だけっ!」
「ごしゃくえんのとちょけんあげますちゅしゅちゅしゅ週刊○○のアンケートです5分だけどうですかああああっ!」
「ごちゃくえん、ごちゃ、ごちゃく……」
「週刊500円でひゅ!!!」
       
 そら、まちがえる。
 もともとベシャリなんか苦手な人間だし、熱射されて頭もだんだんおかしくなってきた。
 しかしだ、どうよ、打ち上げる単語が多すぎないか。特に「週刊○○」と「図書券」、この二語に関しては言えてないばかりか、ここでつまって、その先いくら早口で言おうが、私のほしい光り輝く通行人はすでに隣をひゅるるーんと過ぎ去ってしまっているのである。見本誌も図書券の現物も手に持っていることだし、ここらでひとつ、単語としては外してしまってもよいのではなかろーか。
 つうことで、見本誌と図書券をガンガンふりまわし、アピールしながら接近するという方式に変更する。
          
「コレ見て! 止まって! 簡単なアンケートで500円!」
「見て! 止まって止まって! 止まればアンケートで500円!」
「これ見て! ほら! 500円ですよ止まってくださあああい!」
「これ見て! 止まって下さいよおおおおおおっ! 500円! アンケートで500円ですよおおおおおおっ!」
「見て! 見て! とまったらごしゃくえんなんだってええええええ!!!」
「見て! 私を見てよおおおおおっ! 止まってよおおおおおおっ! 私、帰れないんですよおおおおおおおっ!!」
「アンケートオオオオッ! 私を帰してええええええええええっ!!!」
       
 なにを絶叫しとるか、私は。
 と! あれれっ? なんだか人が止まってくれるよ、話を聞いてくれるよ?
 そう。実は通行人を引き止めるには、これが一番の方法だったんである。
 なぜって、ただ歩いてて図書券500円ごときに期待する通行人なんてまずいないわけで、さらに、それが何のアンケートであるかなんて内容はもっと興味ないわけで。
 要は通行人の第一印象に飛び込み
    
『この女に視線を向けてしまった』+『立ち止まってしまった』
『実はヒマなのがこの女にバレた』
      
 という事態に通行人を追い込むことがすべてなのであり、そこまで来れば、あとは立ち止まってしまった人に「雑誌のアンケートである」「500円の図書券がもらえてラッキー」という内容を伝えれば、アラ不思議。人は素直に応じてしまうというわけである。
 ふふん。攻略したり。
 その後、バンバカ人をつかまえ、絶叫せずとも接近戦に持ち込み「これやんないと、私、帰れないんです」なる半泣き顔を見せる技まで開発、人の山ができれば、自動的にまた人は集まってくるという寸法で……およそ2時間、無事終了。
 私って、やればできる子なんだな、ニコニコして帰宅したのであった。



++2005/06/19(日)  もんもんもん
 寝らんねー……。
 やたらめったらにテンション低めなり。
 最近いろいろ忙しくて自分が自分にふりまわされてしまっている。
「私はいまどうしたいのか」という意志が自分のなかで見当たらず、見当たらないのに自分と関係する周りの出来事はどんどん進んでいく。流されてるような、飲まれてるような感じがする。
 だけど、考えてみれば周囲はなにもかも“いつもどおり”、特に変わったことなんてありゃしない。変わってるのは……ちゅうか、変わってると思いこみたがってるのは、意味もなく足踏みして、その足踏みに焦ってる自分自身なのであって。
 てえなことを悶悶悶悶悶悶悶悶と考えてたら、友達がいいこと言った。
「それは生理と関係した周期的なやつです。チミ、しょっちゅう、そゆこと言ってるから」
 ……はい。



++2005/06/15(水)  デバ・ザ・SHOCK★

     
 ナポリくんは眠れば天使。
 くーーーーっ、ラブリー!
 あんまりかわいいのですこしセクハラしたあと、撮影開始。
        

       
 おやおや、寝返りですか? 喉元さらしてぐるぐるぐる……
 きゃわいいにゃああああん、ちゅうしちゃいたい♪
 てことで正面にまわってみると
          

     
 !!!!!?????
 なんとこやつの顔、逆さに見ると、ハダカデバネズミだったんである。がーん。
 う、うわあ、なんかこええ……。
 しかし、一度気づいてしまうと見れば見るほどハダカデバネズミ
 あまりのギャップと気色悪さに目を離すことができなくなり
     

      
 結局、いろんな角度からのデバを、ものすごく連写してしまった私なのであった。
 嗚呼、私の天使、どんどんげっ歯目と化してゆく。



++2005/06/13(月)  キャットと豆の木
 5月30日に購入した観葉植物・豆の木が、やたら成長してきて焦っている。
 予定としては、まあ100円均一で買った苗だし、1週間ぐらいで枯れちゃって「あ〜あ、案の定。でも、そんなもんだよね」と廃棄するはずだった。のだけど、これが。
 説明書には「レースのカーテン越しに光をあてること」とある。が、室内に置いといて腐葉土から変な虫が発生、猫および私が得体の知れない病気にでもかかったらヤダと思ったので、購入当日、ベランダの片隅にポイッと設置。そしてそのまま忘れ去り、洗濯のたびサンダルの先にコツコツ当たって邪魔くせえ、むしろさっさと枯れなさいよと迫害のまなざしを向けつつ2週間の放置……の結果が、この成長っぷり。(2週間前の写真はこちら

 そら、もみじさんもびっくりなんである。
 このまま成長しまくって、原生林みたくなってしまったらどうしよう。そうでなくとも、近日サイズの大きな鉢に植え替えなきゃならないだろうし、栄養ドリンクみたいなやつとか刺し込まなきゃならないだろうし。ぐわあ、めんどくさいなあああ……でも、ちょっとだけ、「豆がなったので食べてみたら腹こわした」っていう未来を期待してるわ・た・し。
 そんな本日は、もうひとつ、大成長して私を悩ませていたナポリくんの「爪」をカット。
 暴れん坊でなかなか切らせてもらえず、もう自由奔放にしてたんだけど、最後にカットしてから1年、前足の爪がなんと長さ2センチの大凶器状態に! これはあかん。当の本人も長すぎて扱いづらいのか、カーペットの上では引っかかってつまづくし、フローリングの上では「カツ、カツ、カツ」昔のヤンキーみたいな金具系の足音を響かせるし。抜き足差し足が商売の猫として、それってどうなのよ!?
 というわけで、煮干しとか差しあげるふりして、ふんじばってカット。多少の流血騒ぎにはなったものの、なんとか爪は標準サイズにもどりヤンキーも引退、これでスヌーズな猫ババもはたらけるってもんだろってことで、一件落着したのであった。

「最近はイケメン路線で女こましてます。戦績? 手間のかかるカワイイ子は無視して、ブサイク専門でハントしてるから……いまんとこ9割8分5厘かな」



++2005/06/05(日)  なーもしないの天才
 どっどっどっドガシャーーーーーン!
 朝方、布団のなかでナポリくんとゆったりしていると、突然、一斗缶をそば屋の出前のようにかかげた島田紳介がチャリンコごと窓から飛び込んできた。
「ななな、なんすかなんすかなんすかあああああ!」
 しかし紳介は何も答えず、猛烈な勢いでぶふぶふと鼻を鳴らすと、ちょっと足もとのガラス片を確認、そのままチャリンコでベッドの上に乗り込んでこようとした。
「う、う、うわああああっ!」
 私は必死で起き上がって逃げた。玄関から脱出し、入り組んだ路地へと走りこみ、人ン家の塀、人ン家の裏庭を突破、団欒中の家族のなかへと突っ込み、突っ込みながらその家のテレビで行列のできる法律相談が放送されているのをチラッと見て、皿を割り刺身をぶっちゃけ盆栽をなぎ倒し老婆をひっくり返して、逃げる逃げる。けれど紳介はしつこく、カオナシのように私を追いかけつづけた。チャリンコはパンクしてぺしゃんこなのに、そんなのモノともしないのだった。一斗缶からは、茶色いものがどろどろこぼれていた。どうやら人糞のようであった。
     
 ――と、いう悪夢を見た。うなされた。 
 ふぅ。ここんとこ余裕なかったし、頭痛もひどいし、こりゃ精神的に追い込まれていること、ウケアイ。こんな時は、なーもせずにただ寝てようっと……。けれど、ただ寝てるだけで私のおなかは「腹減ったぞお、飯作れえ」と私を呼ぶし、私の炊飯器は「米炊けたぞお、飯にしろお」と私を呼ぶし、私の猫は「おれらも腹減ったぞお、飯を出せえ」と私を呼ぶのだった。生きてるだけで忙しい、それは、器用に生まれてしまったの人体。た゛ーあ゛ーー。

 なーもしないの天才は、こいつだけ。



++2005/06/02(木)  ひとり漂流教室女
 ええ。はるか昔、この話をしたら母親に気持ち悪がられましたが、私は自分が生まれた瞬間の記憶がありまして。にゅるっと出たあと、すぐ近くの壁にかかってた白い時計の針が、2時20分あたりを指してたのをぼんやり見てるんですよ。母親、母子手帳を引っぱりだして出生時間を確認すると、「うええええええっ」あやうくゲロ吐きそうになってました。
 と、いう誕生の瞬間から、ア〜レヨンヨンという間に28歳になっちゃったんだけど、だからといって27歳までの瞬間と何かが変わったかというと何も変わってなくて、28歳としての所信表明があるかというと、そういうわけでもなくて、そういうつもりもまったくなくて。で、よく考えてみたら、20歳ぐらいからカレコレ、特に何かが変わったという形跡はないのであった。
 ・台所で黒焦げのフライパンは20歳の時に買った2980円だ。
 ・恋愛で黒焦げになるのは20歳の頃からずっと変わらずだ。
 ・自分の黒焦げ人生を実はそんなに悲観してないのも相変わらずだ。
 ・とりあえず乳首はそんなにも黒焦げではないのが安心材料だ。
 つうか、
 それ以前に、いつまでたっても暇さえあればダラダラしているし、これといった定収入も持っていないし、これといった亭主も持っていないし、年に数回は「キミ、一体どうやって生活してるの?」と人に首をかしげられるし、かしげられた自分もそういえば首をかしげてしまうし。
 困ったやつだよなあー。
 でも、いいのだ。なんか楽しそうに生きてるし。
 ……しかし考えてみれば、そういうマイペースのんべんだらりんな感じで生きているということの引きかえに、まあ、ずいぶんと無謀なことにばかり挑戦しては、常にことごとく、見事な玉砕を披露してきてしまった人間なんでありますよ、この女。
「挑戦」という言葉はたしかに響きがよいのだけど、私の場合、あまりにも物事の流れや波ってものを無視し、何の準備も根拠もなく、“何とかなるさの思い込み”だけで独断専行するきらいがある。ビビッときたらあとの祭り。ある日突然「あたしが波よおおお!」と大海に向かって漕ぎ出していったと思うと、そのまま流木につかまってしばらく黙〜ってひとり漂流教室、最終的には浜辺に打ち上げられて、ぱたりと気絶しているわけだ。
 その結果、救護に駆けつけた男性とマウス・ツー・マウスしてみたり、お礼にハメハメハダンスを踊ってみたり、なんだなんだと集まったギャラリーに「これが、太平洋沖でひろった流木です!」と一生懸命説明してみたり……私は風船おじさんかい!
 むはあ。だけど、それしかできないんですよう。だから28歳、今年からひとつ、なるたけ大きな流木をひろうように努力しようかしらんと。いやいや。
      
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