++2006/05/31(水)  
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++2006/05/29(月)  へえへえ、はあ。
 へえへえ、はあ。文字の書きすぎでそろそろ頭がおかしくなりそうだあ。
 というわけで、ちょいと新宿まで現実逃避の旅に出かけ、映画「ダ・ヴィンチ・コード」。
 なんだ、これは。お馬鹿な私には、ちーとも話がわからんままで、謎がどうも解けきれないというか、そもそもなにが謎なのかよくわからないというか、トム・ハンクスが尋常でないスピードでガスガスと謎を解明していくのはいいんだけど、「ああ、解明されてくなあ」ってスクリーンを眺めてるだけで、まるッきりついていくことができないというか。
「エ、エト……エトォー」
 話をたぐっている間に、映画は終わってしまったのであった。
 はて。
 首をかしげながら、新宿Fu-へ。「東京笑い者」。お笑いライブ、久しぶりなり。
 ヘルメットにランニングというガテン系のいでたちで電話をかけ、「もみもみ?」と相方の乳をもむガッポリ建設、どう見ても40手前にしか見えないのだけど学ランを着て「俺16才! ヤング、ソーヤング!」と絶叫しまくる原田16才、「うおあうあ、うおあッ、うわををををうおわああああッ!」と奇声をあげながら死ぬほど回転する小梅太夫。……なんなんだッ、ここは!!
 おもしろかったあ。毎日毎日ひまがあったらゲラッゲラ笑ってる生活ではあるが、それでも決して笑い尽きることのない、この人生。楽しいよ! ああ! すっかり遊びほうけてせっかく現実を忘れていたのに! 思い出したよ! だあ!
 締め切りが迫っているのです。
       
 今売りの週間SPA!『実録[できる男]の「オレにうっとり」ワールド』という特集に、ちょびっとしたコラム寄せてます。って、またSPA!かい、だけど、今回は顔写真のっけてもらったのでちょっとグレードアップした気分だ。



++2006/05/26(金)  やっぱ、ただならぬよ、話芸って。
 やっぱ、ただならぬよ、話芸って。しゃべる人って、すごいって。
 おもしろかったあ! 立川談志一門会、ちゃっかり、すべりこみセーフで楽しんできてるんである。やーやー、日頃の行いがよいと、こういうプチ救われることがあるもんね。よいのか、本当に。でも、おもしろかった! はあ、こんなチマチマとひとり机に向かう人間でなく、「特技:しゃべれる」の人ならよかったなあ。うまくしゃべれる薬があったら、買うのに。1万……2千円ぐらいまでなら出す。
 今週は、つらいこともあったけど、ふりきるように働く……って、つらいことなんか、あろうがなかろうが、やるべき事は常に全力で必死にやるもんだと、こないだダーリンに怒鳴られたのだが、実際の私、つらいことどころか、幸せ絶頂であっても、そのへん混同してやるべきことに支障をきたしてしまうオトメな部分のある未熟人間なので! がんばってふりきってドタバタ。
 めずらしく、取材で新幹線に乗り遠方へ。たまにはこういうこともあるのだなあ、西のお笑い総本山、吉本興業の本社におじゃまして、ブラックマヨネーズの吉田・小杉、両氏の取材をやらせていただく。
 これまで、危険な感じのお店への潜入取材とか、炎天下での街頭取材100人斬りとか、知人を誌面に引っぱり出しといて「空気読めなさそうな奴No.1」に輝かせるとか、なかなかに精神的ストレスのでかいネタばかり請け負ってきた私である。
 やあー、たーのしいってえー、そりゃー!
 ていうか「十中八九断られると思うので、企画に沿う芸人さんの名前をとにかくたくさん挙げてくれ」と言われたのがはじまりで、担当編集も私も「まさかブラマヨは無理でしょー」みたいな空気であったので、翌日いきなりOKが出て、むしろ焦ってしまい、焦ったままとにかく大阪へ向かったので、テンションもアゲアゲ。
 ブラマヨの両氏からは、お互いへの愛情みたいなのをすごい感じたり。なにを質問しても、どうしてもゲラッゲラ笑ってしまうという1時間、録音をいま聞きなおしてもめっちゃおもしろいんだけど! ……これ、原稿に書き起こすとなると、楽しさが一気にしぼんじゃうんだよなあ。文章っちゅうもんに頭かかえる。やっぱ、ライブって、すごいんだって。
 この日は締め切り前日の駆け込み取材であったので、キューッとトンボ返り。取材1時間に対して、私の総移動時間は往復8時間であった。帰りの電車に乗る直前、目の前にあったタコ焼き屋で、おいしいのを8個食べた。これで大阪の思い出が作れた、と思ったけど、よく考えたら、私は過去、大阪に4年も住んでいたのであった。ラーラバイ。



++2006/05/20(土)  ア。
 ぬーりーかーべええええ!
 なんだかなあ。立ちはだかるなあ。なかなか、いろいろなことが、スムーズにいかんもんじゃい。でも、なにごとも我慢! 我慢なんじゃい。今年は、我慢を覚える年ということなんじゃい。ふ。
 ところで。
 フリーランスっちうのは、自由人なのではなくて、“他人によって時間が自由に使われてしまう人”なんでありますが……。
「泉美さーん、急なんだけど明日朝8時に新宿、OK?」
「ハイ、OKっす!」
「泉美さーん、こんな丑三つ時に電話して悪いんだけど、明日までって言ってた原稿、今から書いて送ってくれる?」
「ハイ、書きまっす!」
「泉美さーん、あさっての取材なんですが、場所が、大阪なんですけど。で、入稿前日なんで、日帰りで……」
「ハイ、行きまっす! 帰ってきまっす!」
 で、ホイホイっとスケジュールを書き込んでいるうちに、うっかり、ずいぶん前から準備していた4500円のチケットがムダになっていた、という憂き目に遭う。
 ア。ア……。
 あーああああああーっ……。立川談志、行ぎだがっだよ゙お゙ーーーーー!!!
 談志! 談志! 談志いいいい!!!
 あんたそこまで地団駄踏むほど待ちわびてたんかいっていうと、まあ、はっきり言って、待ちわびていたんだよ!!!
 は。
 新宿区は大久保、あまり日本人が歩いていないアジアンエキサイトなスラム街に、なにかを間違えて住んでしまっていたとき、立川談志は、ご近所さんだった。
「アッ、談志や!」
 Tシャツにトランクス、あのヘアバンドにあのメガネで、ビーサンを履いた談志が、深夜の小滝橋通りというちょっとした大通りを、マジでしょっちゅうぷらぷら歩いていた。Tシャツの背中には、ものっそいでっかい字で「談志」と書いてあったので、いつもすごくわかりやすかった。いっぺんは、私が乗ってたタクシーが、轢きそうになった。「ワッ!」っつってヘッドライトで照らし出されたのが、談志て。エキサイティングだった。
 と、有名人がご近所さんだったことをしつこく語るのは、田舎モンか、「下流」の証拠なのだそうです。こないだ、座談会で口のへらない女の人が言ってました。
 うるせーッ! 自分が一番エライと思いやがって!
 金曜は、大人計画の「まとまったお金の唄」を観に行った。楽しかったあ。すごく楽しかったよ。楽屋に、さとう珠緒さんがいた。「エ、いまの子、かわいッ!」と思って二度見したら、すごくさとう珠緒だったよ。劇場出たら、どしゃぶりの雨だった。そのうえ雨のなか、本多劇場⇒下北沢駅というほぼ直結の順路で道に迷った。嗚呼、私は、濡れねずみ。
 つか、談志いいいい!!!
 アー!!! 談志いいいい!!!



++2006/05/18(木)  いっそのこと、ダメにしてー!
 もっおーいやあーん! 絹の靴下はー。わたしーをダメにするうー!
 なんでかわからないが、夏木マリの「絹の靴下」が頭のなかをぐるんぐるん回転して離れないんである。絹の靴下ごときでそこまでダメになれるんなら、ちょっと履いてみたいっちゅうんである。いっそのこと、ダメにされっちまいたいっちゅうんである。
 そんなことを考えながら、ああー時間がねえー時間がねえーやべえー編集部から電話かかってくるーと焦ってメーラーを開いてスポンと入稿したと思ったら、全然違う人に送りつけてしまった。
 超はずかしい。
 せめて、自分の世界のなかでは間違えてなかったことにするために、送信済みボックスからそのメールを消してみた。意味ないけど、視界から消えるとやはり気は楽になった。
 ぷっはー。
 明日はお芝居、あさってはSPA!の特集の座談会、お楽しみはそこまでで、あとは、入稿しながら、5月31日までに300枚の原稿を書かねばなりません。死! 死です! 死かもしれないです! もっおーいやあーん! 絹の靴下、はかせてー!



++2006/05/16(火)  これでアタシも……

        

         

     
 貼れば、よくなると聞いたので、頭に貼った。
 磁力のチカラ。ピップエレキバン。



++2006/05/14(日)  ふりむけばカコバナ
 で、買うもんさ、そりゃ。絶対おもしろいもん、この人。
 後半3トラック、“ネタのCDなのにカラオケバージョン”という斬新さに、「どうすりゃいいのか」と困惑。それでも一度めは全部聴きました。A型です。
        
『あれもこなそう、これもこなそう、どれもこれも完璧に仕上げよう。よし、今日もぜんぶ完璧にやりとげたぞ。ふう。……は』
 わりと器用にあれこれこなすように見えて、いちいちすべてのことに熱意をそそぎ、完璧を求めて職人化しようとしてしまう不器用さが私の困った性格である。
 んなこと続けてると、「がんばり屋さんだね」「いえいえ!」で済んでいくのは最初の一ヶ月、気づけば自分のがんばりっぷりに追い込まれてストレスの塊となり、無用にカリカリして、人の悪口ばかり垂れ流し過ごすという始末の悪さに陥るのでルノアール。
 語尾をおちゃめにすれば、人の悪口を言ったことがごまかせると思った。
 ごめんね、いろんな人。いろいろ追い込まれてんだよ、精神的に。死ねこのやろう。(!)
 そんな疲れた私に課せられた今週の課題は『再会』であった模様なり。
 大阪で学生さんだったときの友達、じゅりさんが、キーンと飛んできて、東京駅にて熱烈再会。DTPデザイナーから転身、現在は社長秘書をやっている美人のじゅりさんは、スマートな立ち振る舞い、シュッとしたメイクに白いオフィスなスーツファッションできらきらっと登場。まばゆ。嗚呼、私は通常どおり小汚いジーンズ、コンバース、Tシャツにキャスケットって、いやあ、なんつうか、いやあ、に、しても、
        
「いっや〜ん!」
「いっや〜ん、めっちゃ久しぶりや〜ん!」
「いや〜ん、ほんまやなあ〜!」
「いや〜、どうするう? 丸ビル行っとくう?」
「いや〜ん、行っとくう?」
「大阪にも丸ビルあるやんなあ、ほれ、あのー……地下にタコ焼き屋入っとるとこ!」
「あ〜、梅田のな。タワレコのビルな。あっちはカタカナの『マルビル』やで」
「にしても、いや〜ん、ほんま久しぶりやなあ」
「いや〜ん、ほんまやなあ〜!」

          
 じゅうぶん、大阪のオバハンなんであった。
 もりもり食べながら、しこたま語らう。じゅりさんの華麗なる近況報告を聞いて、私も、恋の報告とか、したりする。
「モクレンが彼氏の話をしてくれるなんて、めっちゃ嬉しいわあ」
 そ。わたくし、学生時代から変わらぬ単独行動犯で、しかも決まって人の想像を絶する“ロクなことにならなさ”を誇っていたため、人の恋愛相談は聞いても自分の相談は絶対にしないという可愛げのない女を突き通すことで、ちっぽけな自尊心を支えてござったのであった。
 恋人ができたって、友達には、紹介はおろか、まともに内情を話したためしがない。で、孤独に陥ると、助けを求めるためにどうしてたのかというと……。
       
『もしもし、イズミさん? あのね、大体のお話は、この人生相談のお電話でお伺いして、この場で私がアドバイスさせていただいているんだけども、イズミさんの抱えている問題は、ここで私ひとりがお答えしてしまうよりは、いろいろな方のアドバイスを聞いて、それから判断されたほうがいいな、と感じたのね。だから、もし、イズミさんさえよければ、来週の生電話に出演していただいて、みのもんたさんとお話してみませんか?』
       
 ああ、なにを疑うこともなく、しごくスマートに、午後はマルマル思いッきり日本テレビに相談してましたよ! しかも、
        
『あーたね、まず、その、しゃべり方がふにゃふにゃして自主性が感じられないところがいけないよ。その若さでさ、あーた、それじゃあ、つまんない人生よ? このままでいいの? よくないでしょうよ!』
         
 みのさん、いかり放題だよ。
 そのうえ、生電話への採用は、3度電話して内2度だよ。(最初に応対する電話相談員のキャパを超えなければ、生電話には出演できないのである)ふつうにすごいと思うよ、全国放送へのネタの採用率が66%超って、相当に優秀な放送作家だよ。
 て、話がそれたけど、そんくらい自分の話を友達にはしなかったイズミが、いまやテレテレと「んとねえ、ほんっとマジメで男らしい人なんだあ」なんてニョロケちゃって、やたら満たされた様子に変貌遂げてんだから、じゅりさんもびっくりしただろうなと思う。
「モクレン、大人になったって感じするわあ。だって昔と違って、安心して話が聞けるもん。若さに任せた勢い、みたいな危なっかしい感じがなくなったねえ」
 ハ、ハイ……。
 まあとにかく、そんなお馬鹿な過去を楽しく笑いつつ、いまは3倍増しでさらにお馬鹿だと落胆し、ほんと、アッちゅう間に29だもんねえつってお互いの健闘を祈り、またの再会を約束す。
 社長秘書としての今後の抱負を述べ、カツカツっと去っていくじゅりさんの笑顔は、なんだかとってもまぶしかった。私もがんばらなきゃなあ。
     
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