部屋と柳刃包丁と彼
投稿者:マユさん
(29歳・女)
メロ度:★★★★★★★★★☆
テロ度:★★★★★★★★★☆
むかしむかし。
まだ男の人にユメを描いていた頃のお話です。
バーを経営している彼と一緒に同棲しだして約1年。
結婚でもするのかなぁとか思いつつ、真夜中&朝方に
帰ってくる彼を手料理で待つ毎日をそれなりに楽しく
すごしておりました。
そのころ私はまだ学生で、彼が帰るまでの夜1時くらいまでは
友達と毎日ランチキ騒ぎをしておりました。
ある日、友達の女の子が彼氏候補をつれて遊びにいきたいと
連絡をしてきました。一人で家でいても暇だし、もちろん
いいよーと返事をして5人で楽しくバカ騒ぎをしていた夜11時半。
いきなりガチャリと玄関ドアの開く音が。
「ぇ?」となりながらも玄関に向かうと彼氏の姿。
なんでこんな早いのー?!
それも連絡なしかよっっ(いつもは帰るコールアリ)と、思いつつも、友達きてるの。と、リビングに。
彼氏と同棲しているのはみんなもちろん知ってるし
でもちょっとだけ、気まずいなぁ。。という空気の中
彼氏は無表情のまま。。。とおもいきや。
「あ。こんちわ。どーぞどーぞ。
俺、飯喰いますけど気にせず〜〜。」
あああ。良かったよぉおおおお(涙
6人で歓談しつつもやっぱり時間も時間。
そろそろおじゃまするね〜〜・・。
バタン(みんなの帰る音)
その瞬間でした。
彼の変貌ぶりに全身毛穴が盛り上がったわたくし。
ドアが閉まったとたん、私の胸ぐらをつかみ、
いきなりリビングに降り倒され、一つしか開けていないシャツの
ボタンをつかみ
「おまえ、これであいつら誘惑してたんやろ?」
(ええええ?!いつも二つ開けててもなんもゆわんやんっ)
「どいつやねん。もうやったんか?」
(はぁああああ?? 彼氏みたいなもんだって紹介してもろてたやん?!)
「あれか。俺が帰るまでいっつも男連れ込んでたんやな。」
(連れ込んでねぇってっ。女の子もきてたやーん(涙))
抵抗するにも暴力なんぞふるわれた事もなくどう対処していいのやら。無言でぷるぷる首を振っていたら鬼の形相がぱわーあっぷっ☆
髪の毛つかまれて部屋中引きずり回されました。
蹴られる殴られるでもううごけん。と思ったその時、
彼の手には野菜包丁。。。
ぐーーえーーーーっ
本気泣きでごめんなさいしまくってたら
がっしゃーん。
包丁放り投げてまたもや台所へ。
許してくれた(いや。そもそも許すもなにもないのだが)のかとおもいきや・・・
「あれ(野菜包丁)じゃ死なれへんやろ。」
ひんやりと首筋に柳刃包丁。
刺身のようにスライスされる一刀目。
血をみて我に返った彼の理性のおかげで今も元気にいきてます。
ええ。いきてますとも。
もちろん彼とは二日後に荷物共々出ていって頂きました。ハィ。
 |
メロである。限りなく、メロである。昼メロに登場する女性は絶対に殺されると見せかけて生き続けるものなのである。あっさりとスライスしてしまう男のキチガイぶりも素晴らしい。まあ、ただ、この私なら自分の首をスライスして見せることで強烈な印象を与えてやるがな。わはははは! |
「昼メロな人たち―アイノシュラバ―」では、投稿を募集しています。
▲詳しい投稿方法はこちらのページまで。
|