彼のこんな愛情表現

投稿者:炊きたてご飯☆さん
(19歳、学生・女)

メロ度:★★★★★★★☆☆☆
テロ度:★★★★★★★★★☆


彼とつき合いだしたのは3年前、別れたのはつい最近です。
私たちもはじめのうちは可もなく不可もなく普通にうまくいってました。
彼がおかしさを炸裂し始めたのはつき合いだして半年ほど経った頃でした。

彼はとにかく泣く人でした。男泣きではありません。しゃくり上げながらの号泣です。
私が遅刻したといっては泣き、他の男をかっこいいとほめたと言っては泣き、一緒に帰れないと言っては泣き…。はじめはかわいらしく従順に、彼に謝りご機嫌取りを続けていました。
が、次第にうんざりしてきました。
だって、泣きすぎ!男も女も涙はここぞと言うときにしか使っちゃだめだということを学びました。

そのうちに泣くだけでは私が素直に彼の言うことを聞かなくなったからか、彼は泣きながら自分自身を傷つけるという暴挙にうってでたんです。
これには焦りました。っていうか怖くなりました。
しかし理由はやっぱりくだらないもので、スカートの丈から、帰宅時間、言動の一つ一つまでお前は私の親父かって感じです。しかも凶器は眉毛切りばさみです。私は何におびえていたのでしょう。
それでも彼は「俺はこんなにお前を愛してるのにお前はっ!」と叫びながら自分の身体に傷を作っていくのです。そして私も今考えれば相当自分に酔ってたらしく、「私のせいで!ごめんなさい」とか言っちゃってました。もう正真正銘のバカップルです。救いようがありません。

こんな状態がしばらく続いたある日、彼はやっぱり泣きながら私に訴えてきました。

「お前のメールの返信は短すぎる!平均7文字しかない!!!」

さすがの私も気づきました。あきれて声も出ないという状況を初めて味わいました。呆然と立ちすくむ私に彼はさらに泣き叫びます。愛が足りない、浮気しているんだろう、などなど。
私が何も言わないのでとうとう彼は自分の服を脱ぎ捨て、胸から腰まで斜めに切りつけました。眉毛切りばさみで。
なぜ私は今までこいつの馬鹿さ加減に気づかなかったんだろう、すっかりさめた頭で泣き叫ぶ彼を見つめながら自問自答を繰り返していました。 
その後も彼は、くだらないことで

「もう辛くて生きていくのもいやだから今から電車に飛び込むよ。」

とか

「首をつるのにちょうどいいロープを見つけたよ。」


などといった、恐喝めいたメールを送ってきたり、目の前で頭を壁にうちつけてみたり、相変わらずの自己陶酔っぷりを発揮してくれましたが、いい加減うんざりした私は3ヶ月に及ぶ別れ話を続けなんとか別れることができました。


こちらは自傷で愛を表現する男・・・。しかし、こういうものは大体男がやっても「女々しい野郎」という烙印しか押されないものなのである。が!こういうことでうっかり死んでしまうのは大体、短絡的な男のほうである。婦女子は気をつけたまえ。


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