彼と元彼と私の関係

投稿者:さやさやさん
(26歳、学生・女)

メロ度:★★★★★★★★☆☆
テロ度:★★★★★★★★★☆

大学受験を機に、当時つきあっていた彼氏から別れを言い渡されたときのこと。
ちょうどその別れ話の折、先輩づてで私を気に入ってくれたMさんが、彼氏と入れ替わるかのように私に猛アタックをかけてきた。
大好きだった彼を失った寂しさから、Mさんと付き合いだした私。そんな浅はかな私を奈落の底に突き落としたのはMさんだったのだ。

最初は優しかったMさん。でもやはり私には元彼が忘れられなかった。
そんなある日、私の元へいとしの元彼が電話してきた。元彼は私が受験に専念できるように別れをきり出したらしい(それも今となってはよく分からん)。涙をこらえて別れた元彼。そんな気持ちがつうじあうふたりが元のさやに戻るのに時間がかかるわけがない。
すぐによりを戻すことになり、私はMさんと別れる決心をした。

Mさんと別れを切り出した夜・・・・・・
私の住む東北地方は大雪だった。
車のなかでしばらくはなしをしたあと、心を決めて話を切り出す私。
すると、動転したMさんは突然凍った道を100キロで走り出した。

キュルルルル! ズザーッ! ドーン!

車は凍った路面であっさりとスピンし、電柱に激突!!(しかもMさんの車はピカピカの新車)
しかしそれでも猛スピードで走り出そうとするMさん。私を拉致ろうとしたからだ。

「もうやめて〜〜〜」

ちょっとヒロインチックな私。しかし、泣きながらも心の中では


「あら、ドラマみたい」

と冷静になっている自分自身にも驚いた。
するとMさんはボコボコになった車をとめ、声を荒げた。

「元彼だろう!!そうだろう!!」

そしてなんとポケットからとりだしたナイフを突きつけて元彼の電話番号を聞きだそうとしたのだ。
これはまずい、自分かわいさにあっさりと元彼の電話番号を告げてしまった私。
Mさんはそばにあった電話BOXへダッシュ。
どうやら元彼を地元の埠頭へ呼び出したらしい。

そして2時間後・・・埠頭へやってきた元彼。
「殴られる!!」と思った彼は万全の準備をしていたにもかかわらず、
Mさんは元彼をみるなり突然

「あいつを幸せにしてやってくれ!!!」

土下座し、号泣したのだそうだ。

その後Mさんは、やつれ果てて私の家に来た。

「おまえは俺を捨てたんだ。絶対に元彼とうまくやってくれ!!」

そして大号泣。熱い男の夜だった。


しかし、そのMさんが新しい彼女とラブラブムードでデートしているのを発見したのは、それからたった一週間後のことだった。

Mさんありがとう、私に貴重な体験をさせてくれて。


このMくんという男に好感をもったぞ!ぜひこれからも名実ともに当たって砕ける恋愛いのしし男として成長していってほしい。土下座と号泣、この2段がまえがあればだいたいのことは自分本意でのりきっていけるものだ。わはははは!


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